ヤモリ界の2大アイドルといえば
レオパードゲッコー(レオパ)とクレステッドゲッコー(クレス)
レオパといえば、世界で最も飼育されている爬虫類といわれ、ヤモリ界のみならずペット爬虫類として不動の地位を得ています。
一方クレスは樹上性ヤモリの入門種ともいわれ(レオパは地上性)、かわいい見た目と相まって近年かなり人気が上がってきているよう感じます。
それならば、真にかわいいヤモリはどちらなのか・・・
もちろん好みの問題といえばそうなんですが、両方飼ってみての感想などからこの2種を比較し、どちらがよりかわいいか考えてみたいと思います。(あとで比較するために各項目でかわいい方に☆一つとし、合計の☆数が多い方がカワ(・∀・)イイ!!とします)
※以下は個人的な感想です。
①値段
生体の値段は安いものはどちらも5000円ほどで売っています。しかしモルフにこだわると値段は跳ね上がります。
レオパの場合
最新のモルフやジャイアントと呼ばれる大きくなる個体は値段が上がります。
クレスの場合
色のコントラストがはっきりしている・模様が派手なものは値段が高めです。
・レオパ、クレスともに価格帯は大体同じくらいです。モルフによってけっこう差があります。(レオパ☆、クレス☆)
②設備投資
生体飼育に必要なものをそろえるにはどちらが安く済むでしょうか・・・
レオパの場合
ケージ、保温器具(パネルヒーター等)、シェルター・・・が必須です。
レオパはあまり動かず広いケージを必要としないので、プラケや水槽で飼えば出費はかなり抑えられます。
クレスの場合
樹上性のクレス用のケージは高さのあるものが必要になります。クレス飼育者はグラテラ3045を使っている人が多いように思います。
そして、クレスが動きやすいよう流木やオブジェ等いろいろ必要になってきます。レイアウトを楽しめるのもいいところなのですがその分費用がかさむのもつらいところです。
・どのくらいのものを揃えるかにもよります。が、レオパの方が安くしようとすれば安く済ませられます。我が家のレオパの家一式は5000円弱で買いそろえました。(レオパ☆)
③色
見た目的にこの2種の大きな違いはカラーバリエーションです。
レオパの場合
黄色、黒、オレンジ、白、茶色を発色します。超鮮やかに発色しているきれいな個体も珍しくありません。コレクション性が高いのもレオパ人気の一因となっています。
クレスの場合
カラーの基本は茶色です。薄茶、濃茶、こげ茶、赤茶など茶色です。
・クレスは地味め、レオパはきれいな奴が多いのです(レオパ☆)
④性格
個体差もあると思いますが、レオパとクレス、まったく正反対の性格をしています。
レオパの場合
昼夜問わず寝ていることが多いです。シェルターに引きこもっていることも多く根暗な性格です。
クレスの場合
完全な夜行性で、日中は寝ていて夜になると活発になります。好奇心旺盛な性格で、他の爬虫類や人間の様子を観察しているような行動が見られます。
・クレスの方が活発です。樹上性なので立体的に動き回り見ていて飽きません。(クレス☆)
⑤ハンドリング
ケージの掃除をするときや、何かあった時のために人間にな慣れさせておくのがハンドリングの目的だそうですが、やっぱかわいいから触りたいんです 👿
レオパの場合
動きが遅いので簡単にハンドリングが可能です。そして万が一ハンドリング中に脱走されても心配いりません。本人は全力猛ダッシュのつもりでもやはり大したことないのですぐに御用です。
触り心地はしっとりとして冷たくぷにぷにです。背中はぶつぶつです。
クレスの場合
レオパに比べると速いです。しかも突然ジャンプしてどこへ行こうとします。脱走に常に気を付けないといけません。速いので逃げられたら捕まえるのは大変です。
触り心地はかなりのもちもち感です。すべすべで気持ちいい^^
・ハンドリングのしやすさはレオパ、触り心地はクレスだと思います。
(レオパ☆、クレス☆)
⑥飼育難度
実際、飼育難度はどんなもんでしょうか。
レオパの場合
アダルトになると基本放置でOKです。食事も週に1,2回です。ウエットシェルターを使用すると湿度も飲み水も気にしなくてよくなり、飼い主はたまに糞を回収すればOKです。
クレスの場合
こちらもアダルトは基本放置でいいのですが、クレス飼育にはやや高めの湿度が必要です。この湿度を維持するというのがけっこう厄介でめんどくさい部分です。また、ケージのあちこちで糞をし、掃除が大変です。しかも悪臭を放ちます。
・レオパの方が日々の管理に手間がかかりませんので、飼うのが楽ですし、簡単です。(レオパ☆)
そういえば、こんな本がありました。
・レオパまとめ
コスパ最強の爬虫類です。飼育用品にお金がかからない+日々のエサ代も週にコオロギを何匹かで飼えます。リーズナブルに爬虫類を飼いたいなら断然レオパです。そして、飼育が簡単なので爬虫類初心者でも安心して飼育ができます。手間もかからないので忙しい方にもおすすめです。カラーや模様が豊富なのでmyレオパを見つけられると思います。
レオパ飼育方法などはこちら
・クレスまとめ
もちもち肌ヤモリです。触り心地はクレスの圧勝です。そして活発に動き回るので見ていて飽きないヤモリです。壁面に逆さまに張り付いていたり、夜の散歩を楽しんだりと色々な行動が観察できます。しかし、レオパに比べ手間がかかるので、めんどくさがりな人、飽きっぽい人、忙しい人なんかは途中で飼うのが嫌になりそうです。
クレス飼育方法などはこちら
結果発表・・・
レオパ☆×5 クレス☆×3
ということで
超個人的にカワ(・∀・)イイ!!ヤモリはレオパちゃんに決定しました!
おめでとうございます!!!!
もちろんクレスも大好きなのでこれからもかわいがっていきます 🙂
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