止まり木を作ってみた

わら縄で止まり木の代わりを作った

Australian water dragon

ヒガシウォータードランのために止まり木、上下方向への移動経路として機能するツタ状のオブジェをわら縄を使用して作製しました。
このようなオブジェには、流木や枝木などがよく使われるようですが、外国のインドシナウォータードラゴンのケージ作製動画でロープが多用されているものを見て、良いアイデアだと思い参考にしました。

ロープを使うメリット

①安い

流木や枝木は、拾ってくればタダですが、思うような大きさ、形状、状態のもを見つけるのは、困難だと思います。特に都会の方ならなおさらでしょう。実際に、大型のペットショップのアクアリウムコーナーや専門の通販などで流木販売の商売が成り立つのも、理解できます。私が今回使用したわら縄なら3~500円分くらいで写真のようなレイアウトが可能です。
ちなみに、私も流木を探しに海や川に行きましたが、思うようなものを見つけられませんでした。(結局、フトアゴヒゲトカゲのケージに導入した流木は、割り安だと思って購入したのですが、50cm程度で3,000円でした。)

 

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②自由な形状

①と関連がありますが、止まり木をケージをレイアウトするとき、頭の中で理想の大きさ、形状、幹の太さを思い描くでしょう。流木や枝木は、自然にできた1点ものですので、理想の形状のものを探すのは苦労します。その点、ロープなら自在に曲げたり、長さの調節ができるばかりか、太さも自由に変えることができます。さらに編み方を変えることで、ロープの見た目を大きく変えることも可能です。

作り方

①用意するもの

・わら縄:1,000円位
雪国の方なら、誰でも知っていると思います。【冬囲い】で植木に巻くときに使うロープです。太さが色々あります。編んで太くすることができるので、細めのものを1種類購入するだけでよいと思います。今回は、直径約10mmのわら縄を使用しました。

 

・作業用グローブ:数百円
あった方が手が痛くならないという理由ですので必須ではありません。 

②編み方

編み方は、ヘンプアクセサリーでよく用いられる「ねじり編み」です。図のようにA→B→C→A→B・・・をひたすら繰り返します。
赤色で示した芯となる縄、表面に出てくる青、緑色の縄の数を変えることで、太さ、見た目を自由に変えることができます。

How to knit (A)

A

How to knit (B

B
 How to knit (C)

C

Australian water dragon cage-1
ケージ上側の細いロープ
赤色(芯):3本
青、緑色:それぞれ1本

Australian water dragon cage-2
ケージ下側の太いロープ
赤色(芯):三つ編みにしたもの3本
青、緑色:それぞれ2本

表面に出る青、緑色のわら縄は、かなり長くとっていないと足りなくなってしまいます。(常に芯線の周りをぐるぐる巻くわけですから。)
ケージへの固定には、結束バンドを使用しています。結束バンド大好きです。

Knitted rope
作製途中。わらのカスが大量に散らかります。

そのほかにも、「平編み(ねじり編みの基本)」や「丸四つだたみ」なんていうのもあります。興味がある方は、調べてみて下さい。
ちなみに、私は学生の頃、学校の近くのアジアン雑貨のお店で、ヘンプアクセサリーなるもの知って以来、色々と、凝ったものまで作った経験がありましたが、今回のロープは、アクセサリーとは比較にならないほど、全長が長いのでかなり苦労しました。部屋中カスだらけです。
しかし、結構気に入ってくれているようで、細いロープにつかまってよく寝ています。こんなとき、作ってよかったとしみじみ思います。

その他のケージ情報はこちら

 

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