水替えはめんどくさい
ケージに大きな水場を設置した場合、特に我が家のように水場(水槽)自体を動かすことができない場合、水換えは非常に面倒です。
灯油ポンプやアクアリウム用ポンプで、汚れた水をくみ出して、きれいな水を入れる作業を行うことになるでしょう。そして、水場を大きくしたからといって水の交換頻度がそれほど減るわけではありません。
そこで、前のページでも紹介した通り、大きなプール(60cm水槽)を設置した際に、フィルターを自作しました。アクアリウム的に分類すると「外部フィルター」になるのでしょうか。「変則オーバーフロー」ともいえるかもしれません。
自作フィルターの作製手順を紹介します。
ベースはこれ(容量:28リットル)
水槽とフィルターの関係は、下の図のようになっています。
(※必ず、フィルターが水槽よりも高い位置にくるようにセッティングして下さい。)
図の①~③の部分をピックアップして紹介します。
①穴をあける
フィルターのベースとなるアイリスオーヤマRVBOX400に穴を開けます。電動ドリルを使用しました。
②フィルター出側の配管を固定
先ほどの穴を挟んで、塩ビの給水栓用エルボ(TS継手)とホースニップルを固定します。水が漏れないようにパッキンとシールテープを使用しました。(写真の状態からさらに、しっかり締めこんでください。締め付けが甘いと水が漏れます。)
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エルボの向きにも注意が必要です。下の写真の位置では、水が水槽側に流れず、フィルターからあふれてしまいます。真上から見てエルボの穴が少し見える程度まで起こして下さい。このあたりの微調整は、実際に水を流した後でもかまいません。
③フィルター側の配管作製
こちらは、塩ビパイプ用接着剤を使用して、塩ビパイプ、TS継手、ホースニップル、ボールバルブを接着しました。
セッティングの方法を次のページで紹介します。
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